酵素とは?
酵素とは?
例えば、家を建てることをイメージしていただきたいのですが、良質な家を建てるにはまず良質な資材が必要です。これを私たちに例えるなら三大栄養素である「タンパク質・脂質・糖質」がそれにあたります。
では、酵素は?というと、酵素は「建築に関わる作業員」だと思ってください。時には設計、時には大工を行う役割であり、家が建ってからも水漏れ、壁のひび割れ、柱の歪みなどを直す作業員です。
私の身体も生きている限り酵素があって、日々働き続けてくれています。
酵素には種類があり、元々人体にある「体内酵素」と外部から取り入れる「体外酵素」と大きく分けると2種類あり、体内酵素とは生命活動に必要な代謝酵素と食物の消化をする消化酵素であり、体外酵素は食物の消化をする食物酵素です。
私たちの身体の中で体内酵素は毎日作られていますが、一生で作れる酵素の量には上限(個人差あり)があります。なので、体内酵素なくならないように、無駄遣いをしない様にすることがとても大切となります。
生きているうちに酵素の潜在量は徐々に減っていきますが、残りが少なくなってくるとその酵素が使わる順番ができます。この順番は生命維持に関することを優先としていきます。
■代謝酵素(体内酵素)とは
代謝酵素は人が生きていく上でのことに様々関係している酵素で、主な働きは新陳代謝・デトックス・自然治癒力・免疫力などです。
■消化酵素(体内酵素)とは
食べたものを吸収しやすいように分解するための酵素。消化に悪いものをよく食べていると消化酵素を普段より多く使用することになる。
■食物酵素(体外酵素)とは
食物の中に元々入っている酵素で、食物を食べることにより私たちが新たに使える様になる酵素。
小食にすることが消化酵素の消費を抑えて、代謝酵素を増やすという結果に繋がりますが、それ以外にも方法があります。ここで出てくるのが体外酵素である食物酵素です。
食物酵素は、生野菜・果物などを食べて外から得る酵素です。外から得る酵素と聞くとそのまま体内酵素になる様な感じがしますが、食物酵素は消化の助けをしてくれるものなので、消化酵素の無駄遣いをせずに済むというイメージです。
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